2023.04.11
第51回 入園式・始園式
入園式・始園式では、クラスの名前について話をしました。年少の3つのクラスには鳥の名前がついています。年中の2つのクラスは花、年長の2つのクラスは天体の名前です。また、満3歳児のクラス名は小動物の名前です。
【年少】
「はと」は、平和に、みんな仲良く幸せにすごしてほしい。
「ひばり」は、元気に空高くはばたいてほしい。
「うぐいす」は、きれいな声を伸び伸びと奏でてほしい。
という願いを込めています。
【年中】
「すみれ」は、きよらかで、ひかえめで、可愛らしい花を咲かせます。「たんぽぽ」は、黄色い花で、わたぼうしになって種を飛ばします。
2つの花に共通するのは、バラの花や、ゆりの花のように、大きな花は咲かせません。けれど、地面に根をはって、たくましく成長します。たとえ踏まれても、次の年の春には、かわいい花を咲かせます。そんなたくましい人になってほしいという願いを込めた名前です。どちらの花も花言葉は「幸せ」です。
【年長】
クリスマスツリーの先端についているのは星です。この星は、「ベツレヘムの星」とか、「クリスマスの星」と呼ばれています。「イエス様がお生まれになりましたよ。」ということを伝える星なのです。年長組はクリスマス会で聖誕劇を演じます。その時、この星が出てきます。
聖書では、星と同じように、月も神様がおつくりになられたと書かれています。ギリシャ神話には、月が太陽や地球・星を生み出したと書かれています。月は命をはぐくむ源だと言われています。日本人は、昔から月を大切にしてきました。自然の美しさを代表するものとして、心を奪われ、心を寄せてきました。
星も月も優しい光で街を照らしてくれます。人々は、静かで優しい気持ちになったり、希望がわいてきたりします。「ほし」も「つき」も、キリスト教の幼稚園にふさわしいとってもいい名前ですね。
【りす】
満3歳児のクラスにピッタリの名前だと思います。愛らしく、元気に活動してほしい。そんな願いを込めています。